コラム/豆知識
ユニフォームのサインは洗濯方法で消える！長持ちさせるコツは？
2021.11.18
大好きなスポーツ選手から、サイン入りユニフォームを貰ったけど汚れてしまった場合、洗濯しても大丈夫か不安になりませんか？洗濯すると、せっかくのサインが消えるだけではなく、色褪せや変色といったダメージを受ける可能性があります。
今回は、ユニフォームのサインやTシャツのサインなどを洗濯する方法や、メンテナンス方法について詳しく解説します。
ユニフォームのサインは洗濯すると落ちる？
スポーツ選手などの著名人が、どのペンを使ってユニフォームへサインしたのかによって、洗濯後に落ちる・落ちないは変わってきます。
水性ペンであれば、約1回の洗濯でサインは落ちますが、油性ペンなら数回洗濯しても消えません。しかし洗濯回数が増えるたびに、ユニフォームのサインは薄くなってくるので気をつけてください。
ただし油性ペンでも、ペン先が細い・太いで洗濯後の落ち具合が変わるため、衣類にサインしてもらうなら「太いペン先の油性タイプ」がおすすめです。
ユニフォームのサインは洗濯方法で長持ち度が変わる！
ユニフォームにサインしてもらった後は、「スポーツ観戦で着用する」や「着用せず飾っておく」など、考え方は人それぞれです。
サイン入りユニフォームを着用した場合、汗やホコリなどの汚れが衣類に染み込むため、洗濯が必要です。ユニフォームの洗濯は普段と変わりませんが、サイン入りとなれば方法は少し違います。基本は「手洗い」または「洗濯機（弱水流コース）で洗う」です。
いずれかの方法で洗濯できますが、注意点があるのでチェックしておきましょう。
| 洗濯方法 | 注意点 |
| 手洗い | ・冷水ではなくぬるま湯を使用 ・ユニフォームを裏返して洗う ・洗剤はおしゃれ着用 ・優しく手押しで洗いすすぎする ・脱水はバスタオルを使用 （バスタオルを挟んで水分を吸収） |
| 洗濯機 | ・ユニフォームを裏返して洗う ・ネットにユニフォームを入れる ・洗剤はおしゃれ着用 ・コースは「ドライ」または「おしゃれ着」を選択 ・乾燥機は使用しない |
洗濯機でもサイン入りユニフォームは洗えますが、方法によっては、サインだけではなく生地にもダメージを与えてしまうので気をつけましょう。
汚れが目立つときの洗濯方法
サイン入りユニフォームを大切にしていても、ちょっとしたタイミングで汚れが付いてしまうこともあるでしょう。汚れは放置しておくとシミとなり、黄ばみが拡大したりカビが発生したりとトラブルのきっかけを作ります。汚れが目立つときは、食器用洗剤や固形洗剤などを直接染み込ませ、布を使ってポンポン叩いて汚れを落としましょう。部分的に目立つ汚れは、洗濯する前に集中的に落とすことで、きれいに仕上がりますよ。
ユニフォームにサイン！洗濯は自宅とクリーニング店どっち？
ユニフォームのサインを落とさないために、洗濯は自宅で済ませる人が多いです。洗濯の専門家であるクリーニング店ですが、サイン入りユニフォームはお金に換算できない価値があることから、依頼をお断りするお店もあります。
ただし、クリーニング店によって、サイン入りユニフォームの洗浄を得意とする場合もあります。自宅と違って、クリーニング店はシミ抜きや特殊加工を得意とするため、自分では対処できない汚れもきれいに落としてくれるでしょう。
サイン入りユニフォームをクリーニング店へ依頼する注意点
ユニフォームのサインが薄くならない、消えないためには、依頼するクリーニング店の選び方に気をつけなければいけません。一般的に、クリーニング店は決まった方法で、一定の量を一緒にまとめて洗います。家庭用洗剤と違い、洗浄力の高いものを使用するため、洗濯後はサインが薄くなってしまうこともあるでしょう。
クリーニング店を利用するときは、「サイン入りユニフォームやTシャツ洗いが得意な店」や「洗濯方法にこだわりのある店」を選ぶようにしてください。
ユニフォームのサインは洗濯後の保管方法も大切
ユニフォームのサインは、洗濯の仕方で大きく変わりますが、保管やメンテナンス方法によっても「サインが消える」「ユニフォームが色褪せる」といった悩みを対策できます。
摩擦NG！吊るし干しで保管
大切なユニフォームのサインを消さないためにも、衣類摩擦には十分気をつけてください。畳んで保管するのもいいですが、摩擦防止のために吊るし干しするのもおすすめです。吊るし干しするときは、ホコリや湿気を防止するためにカバーを付けておきましょう。
日当たり＆湿気の低い場所へ
ユニフォームのサインが「薄くなる、消える」を防ぎたいなら、紫外線や湿気の影響に気をつけましょう。窓辺の近くにおいた雑貨類が、気がつけば日焼けしていた経験がありませんか？衣類も同じく、紫外線を浴び続けると、色褪せや変色を起こします。また、湿気の高い環境でユニフォームを保管しておくと、カビが発生するので気をつけてください。
洗濯後は手で触れる機会を減らす
洗濯した後は、できるだけ手で触れる時間を減らしてください。手には、油や垢といった目には見えない汚れが付いていて、ユニフォームを何度も触ると生地に汚れが浸透し、時間と共にシミができます。油シミは、落とすのが難しいため、洗濯後は素手で触れることだけは避けましょう。
防虫剤などは使わない
サイン入りユニフォームを長期保管するために、防虫剤や防カビ剤などと一緒に保存する人が多いです。しかし、防虫剤などは、インクや生地の色褪せを進行させる可能性があるため、あまりおすすめしません。ユニフォームに虫食いやカビなどの発生を防ぐには、風通りのいい日陰での保管が適しています。
まとめ｜ユニフォームのサインは洗濯方法に気をつけよう
ユニフォームのサインを消したくないなら、洗濯方法に気をつけましょう。洗濯は自宅でも可能ですが、他の衣類と違って繊細に洗う必要があるため、適当に洗ってしまうとサインが消えてしまいます。
当店では、サイン入りユニフォーム、Tシャツの洗濯を得意としています。「サインを消したくないけど、汚れはしっかり落としたい」とお望みの方は、ぜひルタクトにお任せください。